TOMOYUKI ONOZUKA

—まずはじめにオノゲさんの普段の生活について教えてください。

オレはすごく単純な生活をしているよ。朝早く起きて、軽い運動をしたら食事をする。その後は子供を見送って工場に行って仕事(サーフボードシェイプ)だね。工場の仕事は昼に出られる時と出られない時があるから、出られない時は夕方前まで飯も食わずに仕事をしているよ。それで帰ってきたら飯食って。時間が出来たらtivoliのitemのデザイン。そんな、単調な生活をしているよ。自由に使える時間はサーフィンをしたり、バイクに乗ったり、釣りをして過ごしているね。

—サーフボードとtivolisurfshopとどっちの比率の方が多いですか？

tivoliの方に集中しているときは、机に座る仕事だからあんまり熱中し過ぎないように注意しながら(笑)。熱中しすぎるタイプだから、偏って仕事をしちゃうからね。だからtivoliではシーズンごとに新作を一気にリリースするスタイルはとってなくて、その時々で良いと感じたものがあったらすぐに作って、常に何かを形にし続けているって感じなんだ。サーフボードの仕事は、毎日作り続けられるものじゃないから割りに合っていないかもね。それより、やっていて楽しいってのが大きいよね。やっぱり一点一点自分の手で作るって行為が好きなんだと思う。

—バイクも自分でガレージビルドをされていますよね？

ビルドってほどじゃないけど、そうだね。出来ることは自分でやるよ。楽しいから。最近は手に入れたばかりのTriumphをいじっているんだよ。仕事場に行ったり近所で乗るのに良さそうだからさ。変わったバイクに乗っていたら自分もそうだけど周りも面白がってくれるでしょ？ 「あのおっさん変わったバイク乗ってんな！」みたいな(笑)。とにかく本当にバイクが好きだから、これからもずっと乗っていたいね。

—どこか遠くへ出かけることもありますか？

前はよく行っていたけど、今は家族がいるから少なくなったね。でもキャンプは昔から好きで今でも行くよ。キャンプはこれからも続けていきたいね。最高だよ。

—そんなバイク好きのオノゲさんですが、ブーツはバイカーにとってどういったものだと思いますか？

やっぱりブーツとバイクは切っても切り離せないものでしょ。スニーカーも好きだけど、バイクに乗っているとエンジンの熱やらなんやらですぐにダメになっちゃうのがね。その点ブーツはタフだし安全でもある。バイクに乗るヤツにはブーツが必要なんだと思う。

—最近White’s Bootsを履かれているようですが、履き心地はいかがですか？

履き着心地も見た目も良いし、バイクに乗るときもなかなかだね。オレが履いている4Q CHUKKAは革がすごく柔らかいから、一週間履いたらすぐに馴染んだよ。いままで他にも色々ブーツを履いたけど、これは本当にすぐ馴染む。ブーツはゴツくて重いモノって思っている若い子にも受け入れやすいと思うよ。

—土踏まずから踵にかけて施されるARCH EASEというサポートがあって、長く履いても疲れない設計になっているWhite’s Boots。オノゲさんは実際に履いてみてどう感じますか？

土踏まず部分がサポートされている感覚はかなりあるね。すごく楽。シューレースをギュッと締めてもゴロツキがなくて、足にフィットしてくれてすごく良いうよ。……だけど履いて直ぐに、ソールだけは変えようかなと思ったんだ。自分のライフスタイルには柔らかくて全面がフラットなクリスティソールが絶対合っている。幸いWhite’sはソールの交換もできるし、間違いなく最高の一足になってくれると思うよ。