プロスケーターそしてバイクビルダーとして活躍するマックス・シャーフ。今年も彼はホワイツブーツが出展するホットロッドカスタムショーへ参加するため来日を果たした。ショー当日は彼をひと目見たさに、多くの来場者がホワイツのブースを訪れ、我々はマックスの知名度の高さと存在感の大きさを改めてうかがい知ることとなった。
イベントという大仕事を終えた翌朝、マックスは昨年から親交を深めているtivoli surf shopを営む“オノゲ”こと小野塚智之を訪ねるため、千葉へとクルマを走らせた。マックスと同じく、バイクを愛し、ボードカルチャーの中で育ったオノゲは、特にサーフィンという分野においてはプロ級の腕前を持つ。ひとたび台風スウェルがヒットすればビッグウェイブへとチャージし、リップのカーテンに消えたと思えば土管のような波のトンネルからスピッツと共に抜けてくる。
そんな彼のサーフジャンキー振りは業界でもかなり知られた話であり、数々のサーフィン誌でもオノゲのそのスタイリッシュな姿が掲載されてきた。またファッションやバイク、そしてボードカルチャーにおける彼の豊富な知識と経験は、本項の主役であるマックスとも共通するところである。
“WELCOME TO MAX”のボードでマックス、そしてパートナーのレイチェルを歓迎するオノゲ。挨拶もほどほどに今日のプランについて話すと、バイクライドの後にサーフィンというスケジュールに決定した。
オノゲのガレージにて、彼から拝借したショベルに跨るマックス。キックする彼の足元にはもちろんホワイツブーツ。現在制作中のこちらのブーツはサンプルの段階だが、すでにマックスのこだわりが伺える。エンジンの暖気も終わり、いざ房総ランへ出発となった。
オノゲと共にショップを切り盛りする相棒”SHUN”こと藤井 俊もツーリングに参加。彼のパンヘッドが約2年振りに復活したタイミングも重なり、マックスそして仲間と走れることは非常に感慨深いとオノゲは話してくれた。加えてROLLER編集部のGONZもツーリングにぜひ参加したいということで東京から駆けつけ、旧車を駆る房総ランはより一層、面白みを持つものになった。余計な会話は一切なく、スロットルを開き慣性に身を任していく。ただただそれだけ。それでもお互いを図り知ることができるのはバイカーだからこそ。12月の澄んだ空気に混ざるガソリンと排気ガスの匂いは、思い出の匂いとして彼らの記憶に残るのだろうか。
最後にtivoli surf shopの前で記念撮影。どうやらマックスもココが気に入ったようだ。彼もまたひとつ日本へ来る楽しみが増えたのだろう。2度目の訪問を終えてマックスとオノゲの親睦はさらに深まったようだ。
さて次回掲載の「MAX SCHAAF IN JAPAN Part.2」ではマックスのサーフィンと日本の伝統体験記を紹介する。乞うご期待!
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