DIARY

OLD BUT NEW

By 2019年2月27日 No Comments

以前のブログでお伝えした通り

昨年の12月中旬から愛機49FLのリニューアルを進めていた。

4年前に挑戦した初めてのカスタムと同様

鉄の造形を生業にする友人ツネの工場の端に愛機を運び込み

ジャッキアップして2ヶ月としばし。

年末年始を挟み、ROLLER MAGAZINE 30thの締め切りを乗り越え

そのドタバタの合間を縫うように工場に通って

遂に二度目のカスタムの目処がついた。

 

 

Before

 

 

 

 

After

 

 

 

 

今回のプロジェクトの目玉は

Max Schaafが筆を振るったこのタンク。

さりげなくも独創的なこのセンスが4Qたる所以。

OLD BUT NEW

古くて新しいクリエイションがMax Schaafの真骨頂だ。

 

 

昨年6月にLAで開催されたカスタムショーBORN-FREEへの取材の際

手元にあったWasselのタンクをキャリーバッグに入れて渡米。

会場でMaxに「オレのためにペイントしてくれないか」と想いを伝え

直接タンクを手渡してから約半年。

昨年12月、横浜HRCSのために来日したMaxが

サプライズで仕上げてハンドキャリーで持ち込んでくれた。

 

二度目となる愛機のリメイクの発端は

他でもない、マックスがわたしのために塗装してくれた

世にひとつのこのタンクだった。

 

今回手を入れた箇所は総じて極力“シンプル”であることを心がけた。

全ては塗装を引き立てるために——今回のプロジェクトの指針だ。

 

 

 

 


場所から技術的なサポートまで

最後まで面倒を見てくれたツネにも感謝。

 

 

 

足元からこのプロジェクトを支えてくれたのは

6インチハイトのSMOKE JUMPERだ。

作業開始時は新品だったが現在はご覧の通り

随分と年季が入った。

 

愛機49FLのプロジェクトの模様は

3月末発売予定のRIPPER MAGAZINEでレポートする予定です。