最強寒波襲来の報せを聞き、慌てるように本年の初走りに勤しんだ。特に目的地は設けず、市内の勝手知ったる道をただ気ままに流すだけ。だがいつになく心が躍るのは、初めて4Q Chukkaをライディングの共として連れ出したからに他ならない。
昨年は下ろし立てだったため大きな傷が付くのを恐れ、徒歩専用として丁重に扱っていたが、やはりそれでは質実剛健を旨とするWHITE’Sに対する不敬に当たるだろうと、年始から考えを改めた次第だ。
道路から巻き上がる埃、バイクから飛び散るオイルや車体との擦過。こうした街歩きでは掛からないような負荷を受け、どのような面構えになってくれるのか今から楽しみでならない。
ROLLER magazine / KSK