実は昨年末から2021年を迎えるにあたり“心機一転”の願いも込め、密かにWHITE’Sの新調を目論んでいた。本命はいまだ未体験だったショートブーツNORTHWEST OXFORD。他のラインナップと同様に伝統のハンドソーイングによるウェルテッド製法を用いた堅牢な仕立てでありながら、ショート丈のアドバンテージである”カジュアルなルックス”や”使い勝手の良さ”というスペックに惹かれた。クッション性に富むトラクションソールや控えめなアーチイーズでニュートラルな履き心地も真骨頂で、WHITE’Sのエントリーモデルとしても周知されている。
ダブルステッチとシングル+ハーフスリップのミッドソールや、Vibram #2021 トラクションソールの組み合わせで、他社のブーツには為し得ないこのボリューム感も個性といえよう。
カラーバリエーションは足元を軽やかに演出するD.SANDとシックなREDDOG、合わせやすいBLACKの3種ですべてラフアウト(起毛)仕様。どれも捨てがたい美色ゆえ色選びは難航中だが、遠からずここでインプレを開始する所存だ。