至極の履き心地と生涯の伴侶たる堅牢さを追求するべく、いまだハンド・クラフテッドにこだわる米国産ワークブーツの至宝WHITE’S BOOTS。ワシントン州スポケーンを拠点とする名門が誇る、百年超の歴史/伝統に紐付く門外不出のブーツ作りのノウハウを習得、ファクトリーを取り仕切るマネージャーEric Kinneyにもそのスキルとセンスを見込まれた日本人ありき———ご覧の一足はWHITE’S BOOTS公認のブーツ職人・新城将也が独自に考案、“100 WHITE’S BOOTS MFG.”と銘打ち捻り上げた日本独自のプレミアムモデル “W100 Y-TIP”だ。
WHITE’S BOOTSがこだわる製法の最たるは“ハンドソーンウェルテッド”だ。これは既製靴で最良とされるグッドイヤーウエルテッドの原型となった製法だが、卓越したスキルを持つ職人の手作業によるもので、今やビスポークシューズなどに用いられる以外は稀。高度な技術を持ってしても、一針づつの手縫いゆえ非常に時間がかかるため、いやがおうにもコストは上がるが、 大量生産では成し得ないソフトな履き心地と耐久性が実現可能。新作 “W100 Y-TIP”はWHITE’S が誇るこの伝統的製法と、ブーツに生涯を捧げるひとりの日本人のロマンの融合からなるプレミアムモデルとして誕生した。
革裏まで糸を貫通させず、革の内部のみを縫い通す“スキンステッチ”を用いたY型のチップも確固たるクラフトマンシップに基づく矜恃だが、それゆえ1ヶ月に10足が限度という“超”の付く限定生産となる。もはや工芸品と呼ぶべき究極の一足だ。
100 WHITE’S BOOTS MFG. “W100 Y-TIP”
価格:13万8600円