DIARY

STAY AT HOME

By 2020年4月8日 No Comments

忌まわしきCOVID-19の猛威より非常事態宣言が出される1週間ほど前。ここ東京では桜が満開を迎えていた。このご時世ゆえ、楽しみにしていた花見はやむなく自粛したけれど、熊本のとあるカスタムショーの取材のため、羽田から九州へ。思い返せば8年ぶりの九州出張だった。緑豊かな山間部にあるリゾートホテルの一角を借り切って、バイク/カスタム/アパレルを扱う業者が集結。九州のバイクシーンのカンフル材となるべく今季よりスタートした注目のモーターサイクルショーだ。

九州地方のショップが核となる集いだが、ショーを盛り上げるべく関東/関西から駆けつけた猛者も散見された。写真は兵庫のプライベーターが捻り上げたカルトなサイドカー。

展示会場前のプールサイドにも、磨き上げられたカスタムバイクが並ぶ。日本らしからぬ光景だ。このショーのレポートは5月末のROLLER MAGAZINEで掲載予定。

久々の熊本出張だったので、ショーの後も県内の有力ショップを回った。その合間、現地のアテンドを引き受けてくれたフォトバイカー女史がレコメンドする熊本玉名市の千龍へ。名店ひしめく熊本ラーメン界でも通を唸らす知る人ぞ知る1軒とされ、なるほどパンチあるとんこつスープとストレート麺、ニンニクチップが実に芳醇なハーモニーを奏でていた。3人で入店してそれぞれのラーメンをオーダー、さらに五目焼飯とタカナ焼飯をシェアすることに。が、これがうかつだった。出てきてビックリ。ここのチャーハン、常軌を逸したボリュームで、3人でどうにかひとさらを平らげ撃沈。ちなみに上の写真は3人でほぼ均等にシェアしたものだが、この3杯にもう1杯を加え1人前という狂気。不本意ながらタカナ炒飯はまるまるお持ち帰りと相成った次第。ちなみにこの焼飯、ラーメンに負けるとも劣らずの絶品です。お試しあれ。

楽しかった熊本の思い出にふけりながら、いちにちも早いCOVID-19の収束と皆さんの健康を祈りつつ。STAY AT HOME