all photographs:Kentaro Yamada
街がクリスマスムードに包まれ、年の瀬の気配も強くなる師走。その初日の12月1日、パシフィコ横浜で開催されたのがHOT ROD CUSTOM SHOW 2019。言わずと知れた世界最大級のカスタムショーも今季で28回目、Customという文化が生まれた本場アメリカはもとより、欧州やロシア、アジア諸国、オーストラリアなど世界各国のフリークたちが横浜に集結、1万9000人もの動員を記録した。
現役プロスケーターとして知られる一方、カスタムビルダーとしても注目を集めるMax Schaafは、昨年同様WHITE’S BOOTSのアンバサダーとして来場。最愛のパートナーRachelと自身のシグネチャーモデル第2段“4Q FOREMAN”、さらに2008年にMaxが同ショーにゲストビルダーとして初招集された時に持ち込んだ代表作“4Q BIKE”が、なんと10年以上ぶりに横浜にカムバックした。
バイクフリークにとってもはや年末の風物詩ともいえるこの大祭典を舞台に、満を辞してローンチした“4Q FOREMAN”だが、蓋を開ければ会場に訪れた世界各国のバイカーの羨望を一挙に集めてブースは黒山の人だかりに！そんな最中もブースに訪れたファンたちと熱心に交流を図っていたMAXの姿が印象的だった。その甲斐もあってかブーツの販売数は過去最高を記録、当人も確かな手応えを感じたという。
かくして横浜HRCSで先行発売された“4Q FOREMAN”だが、店舗／WEBでも12月20日より販売開始された！
HRCSの興奮がまだ冷めやらぬ翌週水曜早朝、MaxとRachelは鎌倉にある旧車専科BLUE GROOVEを目指した——今回の来日ではMaxたっての希望でバイクでのショートトリップを行う手はずで、計画の際にかねてからMaxと面識を持つBLUE GROOVEの店主・矢代貴充にサポートを依頼すると、ふたつ返事で快諾。かくして12月3日、鎌倉〜箱根ツーリングと相成った次第。
集合場所は神奈川県鎌倉市のヴィンテージH-D専門店BLUE GROOVE。店主・矢代貴充はMaxとRachelが乗るH-Dの手配やルートを考案した今回のライドの功労者だ。
ツーリング当日の鎌倉は澄み渡る晴天の小春日和!! 集合時間の午前10 時になるとBLUE GROOVEには参加メンバーたちが続々と集結した。HAWGHOLIC横溝 学を筆頭にSUNTEE望月英明、BLUE GROOVE矢代貴充、カメラマン立原継望、ROLLER MAGより佐藤ゴウシとGONZが各々の愛機で参加。
HAWGHOLIC主幹 横溝 学
SUNTEE 望月英明
BLUE GROOVE店主 矢代貴充
カメラマン立原継望
ROLLER MAGAZINE 佐藤ゴウシ
ROLLER MAGAZINE GONZ
BG矢代が手配したコーンシャベルのチョッパーでタンデムライドしたMax&Rachel!!
ガソリン給油後、七里ヶ浜を望む134号線で西湘バイパスへ。一行は箱根を目指した———。
TO BE CONTINUED
