12月1日、パシフィコ横浜で開催されるHOTROD CUSTOM SHOW 2019。
世界最大規模を誇るカスタムカルチャーの祭典で
満を辞してWHITE’S×4Q のコラボ第2段4Q FOREMANがローンチする。
ここでは緊急企画として1年のぶりの来日を目前に控えたMax Schaafに
新なた意欲作を紐解く5つのクエスチョンを投げかけた。
オークランドの雄、かく語りき———。
Q1:前作4Q CHUKKAを経て2作目となるWHITE’S との共作“4Q FOREMAN”、そのコンセプトは?
Max:4Q CHUKKAで掲げたテーマはCasualだったが、今回はWorking menがコンセプトだ。ヴィンテージのロゴマークを復刻させたり、ヒールレザーにバーガンディの切り返しを用いたり、既存のラインにはない新たな試みにも挑戦した。個人的にも好きなクレープソールでありながら、クラシックなスタイルのWHITE’S BOOTSに仕上がったと思っている。
Q2:自身がプロデュースした4Q FOREMANですが、実際に履いた際の印象を教えて下さい。
Max:前作の4Q CHUKKAと同様、アメリカ・シカゴの老舗タンナーHorween Leather CompanyのChromexcelという馴染みの良い革を採用したので、箱から出して足を入れた瞬間から馴染んでくるし、履き込むと独特の風合いにヤレてくるのもいい。前作に比べ軽量に仕上がっているので、長時間履いても疲れ知らずだよ。
Q3:シグネチャーモデル以外にもいくつかのWHITE’Sを愛用しているようだけど、日常ではそれらをどう履き分けていますか?
Max:ショップ作業時はArch-Easeの恩恵で腰の負担が軽減するSMOKE JUMPER。街やライディングでは目下4Q FOREMANを履き込んでいる最中だよ。
Q4:横浜ホットロッドカスタムショーでのローンチの際に同時発売されるオリジナル・プラグゲージについて教えてください。
Max:以前に手に入れたあるMCのサポートグッズのゲージからヒントを得た。ギャップゲージってほとんどが円型で、スクエアな形状は非常にレアなんだ。まぁそんなウンチクを抜きにしてもBikerなら実用的だし、それ以外のひとにもクールなキーホルダとして使える。ブラス製で使っていくうちにいい塩梅に経年変化するはず。
Q5:最後に12月1日、横浜で4Q FOREMANのローンチを心待ちにしているファンへのメッセージをおねがします。
Max:4Q FOREMAN はWHITE’Sのスタッフと試行錯誤しながら完成させた自信作だ。騙されたと思って1度試着して欲しい。オレの言っている意味が解るはずだよ。とにかくブーツとして最高の仕上がりで、なにより誇るべきは本物のMADE IN USAであること。熟練職人が丹精込めて1足づつビルドした最上のクオリティを、手にとって感じて欲しい。もちろんオレも横浜には駆けつけるよ。今期のWHITE’Sブースには、2008年に同ショーに初エントリーした際に持ち込んだ4Q BIKEを、約10年ぶりに展示することになっている。4Q FOREMANやギャップゲージと合わせ、絶対にチェックして欲しい。なによりも日本のみんなに会えるのを今から楽しみにしているよ———。