以前のブログでお伝えした通り
昨年の12月中旬から愛機49FLのリニューアルを進めていた。
4年前に挑戦した初めてのカスタムと同様
鉄の造形を生業にする友人ツネの工場の端に愛機を運び込み
ジャッキアップして2ヶ月としばし。
年末年始を挟み、ROLLER MAGAZINE 30thの締め切りを乗り越え
そのドタバタの合間を縫うように工場に通って
遂に二度目のカスタムの目処がついた。
Before
After
今回のプロジェクトの目玉は
Max Schaafが筆を振るったこのタンク。
さりげなくも独創的なこのセンスが4Qたる所以。
OLD BUT NEW
古くて新しいクリエイションがMax Schaafの真骨頂だ。
昨年6月にLAで開催されたカスタムショーBORN-FREEへの取材の際
手元にあったWasselのタンクをキャリーバッグに入れて渡米。
会場でMaxに「オレのためにペイントしてくれないか」と想いを伝え
直接タンクを手渡してから約半年。
昨年12月、横浜HRCSのために来日したMaxが
サプライズで仕上げてハンドキャリーで持ち込んでくれた。
二度目となる愛機のリメイクの発端は
他でもない、マックスがわたしのために塗装してくれた
世にひとつのこのタンクだった。
今回手を入れた箇所は総じて極力“シンプル”であることを心がけた。
全ては塗装を引き立てるために——今回のプロジェクトの指針だ。
場所から技術的なサポートまで
最後まで面倒を見てくれたツネにも感謝。
足元からこのプロジェクトを支えてくれたのは
6インチハイトのSMOKE JUMPERだ。
作業開始時は新品だったが現在はご覧の通り
随分と年季が入った。
愛機49FLのプロジェクトの模様は
3月末発売予定のRIPPER MAGAZINEでレポートする予定です。