photograph:Ken Nagahara
自堕落で不摂生な生活を身上とする昔気質のBIKERは例外なくタフだ。
そうは言っても長年のツケはジワジワと身体を蝕んでくるわけで。
BIKERの持病、枚挙にいとまなし。
メジャーどころは腰痛だろう。
日常生活に支障をきたすシリアスなものではないが
御多分に洩れずわたしも腰痛持ち。
40歳を超えるとリジッドフレームに直付けシートでのロングライドは楽じゃない。
No pain No gain
やせ我慢の美学に身体が悲鳴をあげる今日この頃。
オークランドの友人Max Schaafも腰痛持ちだ。
そもそも屈んだ体勢での作業や重量物を抱えることの多い
メカニックの大半は、多かれ少なかれ腰に問題を抱えているが
さらにプロスケーターという体を張ったハードコアな生活を
20年以上続けていることを思えば
Maxが腰に爆弾を抱えていても、何ら不思議はない。
「品質やデザインはもちろんだけど
オレがWhite’sを気に入っている理由のひとつが
“Arch-Ease”と呼ばれる足裏の形状。
フィット感が良いだけじゃなく
立ち仕事の時の姿勢が自然に矯正され
腰の負担が軽減されるんだ。
これは愛用してから発見したWhite’sの美点だよ——」
White’s Bootsのアンバサダーとして商品開発にも携わるMax Schaaf。
初のシグネチャーモデル“4Q Chukka”を世に送り出し久しいが
そのプライベートで、シグネチャーと同じくらい愛用するのが“Smoke Jumper”だ。
「Arch-Easeを最大限に味わえる“Smoke Jumper”のフィット感は他では味わえない。
アンクルをしっかりホールドできるからライドにも最適だよ——」。