DIARY

10 YEARS RIDES AGAIN

By 2019年1月16日 No Comments

Photos:Kentaro Yamada

 

年を跨げどいまだ興奮冷めやらぬ——

昨年12月2日に開催されたHOT ROD CUSTOM SHOW のハナシだ。

我らがWhite’s Bootsも世界屈指のこのカスタムショーへ

再度の出展を果たしたのは、以前にお伝えした通り。

オフィシャル・アンバサダーMax Schaafも例年通り来日し

自身のカスタムレーベル4Q CONDITIONINGより捻り上げた

1946年式のナックルと、White’sのシグネチャーモデル“4Q CHUKKA”を

会場中央に設置されたWhite’sのブースにディスプレイ。

世界各国からショーに集結したオーディエンスの羨望を集めた。

 

 

カスタムカルチャーの大祭典が盛況のうちに幕を閉じた後

MaxはガールフレンドRachelと共に千葉へ向かった。

その目的は数年前より始めた波乗りで

前回のカスタムショーの後も千葉のスポットへ繰り出している。

その時と同様にアテンドはサーフィンを通して親交を深めた“オノゲ”こと小野塚智之と

そのショップTivoli surf shop が全面的にサポートした。

Calif.を代表するカスタムビルダーがお忍びで楽しんだ

束の間のサーフトリップの模様はこちらを参照されたし。

 

 

年代物のエアストリームが目を引くサーフショップTivoliを切り盛りする

スタッフのオノゲさんと藤井さんは手練れのサーファーであるだけでなく

両者共にパンヘッドを愛するチョッパー乗りでもある。

今回オノゲさんは「波乗りだけでなく、少しでも日本をH-Dで走りたい」というMaxのリクエストに応えるべく、もう1台の愛機であるGenny-Shovelを快く貸し出した。

かくして午前中に波乗りを堪能した一同は、昼食後にライドへ繰り出すことに。

そのタイミングを見計らい、ボクも東京より愛機で馳せ参じた次第。

 

2008年12月。Maxがゲストビルダーに初めて選抜されHRCSのために来日したあの時。

ショー後に北関東のスケートスポットへ向かう際に共にH-Dで走った記憶が蘇った——

あれから10年。今回はTivoli のふたりの先導で夕暮れに染まる

晩秋の房総を共にクルーズした。

 

 

 

Photos:ECO

 

2003年の1月。Santa Cruzにほど近い街Watsonvilleで

かのJason Jesseeより紹介され、以来H-Dを通して友好を深め15年。

その間、良いことも悪いことも含め共に様々な変化があった。

ただ少なくとも、こうしてお互い何よりも好きなH-Dで走り続けて

今に至る。

「変わったこと、変わらないこと」

1973年生まれの46歳。気付けば共に立派なオッサンだ——

 

 

 

3度目は日本の美しい景観や文化をゆっくりと味わえるロングツーリングを

オークランドの旧友に用意するつもりである。