Photo:Ken Nagahara
米国中西部のサウスダゴタ州に実在するバイカーの聖地Sturgiusで開催された
AMCA Blackhills支部主催のナショナルランの取材や、
その諸々を捻りあげた巻頭特集を擁する2018年最後の阿鼻叫喚=締め切りをどうにかサヴァイブ。
かくして11月末日、弊誌第弐十九卷を無事発刊せり。
間髪入れずその翌々日、12月2日。
米国式二/四輪業界の師走の一大風物詩 横浜ホットロッドカスタムショーに突入!
Photo:Kentaro Yamada
この巨大イベントは日本各地はもとより、
本場アメリカや欧州、東南アジアからのべ2万人ものスキモノが集結する、
日本が世界に誇るカスタムカルチャーの大祭典として知られるが、
我々も取材だけでなく会場内にブースを構え、
今期ROLLER / RIPPERで取材したアイコニックな車両や
刷り上がったばかりの新刊及びバックナンバーを
世界中のマニアにPRする好機と捉え、
チーム一丸で臨んだ次第。
Photo:Kentaro Yamada
オークランドの盟友Max Schaafも
最新のカスタムバイクを引っさげ来日。
今期も昨年同様WHITE’S BOOTが設営したスペシャルなブースで、
手塩にかけた1946年式ナックルヘッドとシグネチャーブーツ“WHITE’S 4Q CHUKKA”を展示し、
世界各国のオーディエンスたちにこだわりの作品をプロモーションした。
6月末にLAで開催された米国随一のカスタムショーBORN-FREE以来
約半年ぶりとなるMaxとの再会だったが、
ガールフレンドのRachelとフリスコスタイルの46ELと共に、
なんと来期発売予定のWHITE’Sのセカンドモデルの
プロトモデルを見せてくれた!
リリース前ゆえ詳細はまだお伝えできないが、
ここだけのハナシ、かなりイカした一足だ。
4Qらしさほとばしるシグネチャー第2弾、続報を待たれよ!
Photo:Kentaro Yamada
怒涛の12月上旬をピークにようやくひと息。
9月末から始まったWHITE’Sのある生活も、
気が付けば3ヶ月が経過。
光陰矢の如し——。
その間ほぼ毎日足元をサポートしてくれた“WHITE’S 4Q CHUKKA”だが、
今や自分の足型にピタリと馴染みフィット感がより増しているのを実感している。
タフなだけでなく“履き易い”という明確な理由があるので、
取材で歩く時もライドする時も、
無意識にそれを手に取り履いているという感覚だ。
無論ハードな使用ゆえのダメージもありき。
最も負荷の掛かるライディングだけでなく雨の日も履き続けたので、
元来スノッブな面持ちすら漂わせていた4Q CHUKKAだが、
ヴァンプやソール/ヒールには今や無数の傷が入り、
クロームエクセルレザーの油分も抜け、ずいぶんとくたびれた面持ちに。
履き込んだブーツの“ヤレ”は大好物だが、
長い付き合いになるだろうこの一足への労いも兼ね、
一念発起して初メンテに挑戦した次第。
次回はその模様をお伝えします。